仕事内容のご紹介

型枠工事とは、マンションやビル、工場などのコンクリート製の建物を造る時の、コンクリートを流し込む為の枠を作成し、組立て解体するまでの一連の作業工事です。

型枠工事を建物の骨組みとなる大事な部分の工事である為、その建物の出来栄えと品質が問われる重要な仕事で、現場を仕切っていく大切なポジションの職業でもあります。

型枠工事のほとんどが、合板型型枠工法を採用しています。当社もほとんどこの工法での工事を行っております。

スラブ張り

鉄筋コンクリートの型をつくる

コンクリート打設

鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートといった大規模な建物や工作物における、コンクリートを流し込む型をつくるのが仕事です。

表面自体が固まるのは丸一日程です。しかしコンクリート本来の強度が出るには4週間程かかる為、型枠を外すことができるのは一般的に、1週間程となります。

骨組みをつくる重要な役割

コンクリート打設

コンクリートの比重は大きいので、型枠正確に作らなければ、建物がつくれません。また、この型枠ががっちりと組まれていないと、コンクリートがしっかりと固まって強度を出すまでに振動等の影響を受けてしまいます。

コンクリート本来の強度を出すこどができないと、構造上の欠陥が生じてしまいます。

型枠大工は、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートの骨組みをつくる、重要な役割を担っているのです。

現場の流れ

❶ 拾い出し

まずは拾い出しという型枠加工図の作成から始まります。

建築デザインの設計図から型枠用の図面を作成します。

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型枠パネル加工

型枠加工図面の通りに型枠に使うパネルを加工します。

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墨出し

図面に基づき現場の設置箇所に印を付けていきます。

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建込み

加工したパネルを現場で組み立てます。

この組み立ては完成物に仕上がり精度に影響するため、重要な工程です。

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締め付け

コンクリートが流し込まれると圧力がかかるため枠に隙間や歪みが出ないようにしっかりと締め付けます。

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スラブ張り

各階ごとに何枚ものベニヤをつなげてスラブ(床版)を張ります。
その上にさらに鉄筋が組まれていき作業が繰り返されます。

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コンクリート打設

組み立てた型枠にコンクリートを流し込みます。

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型枠解体

コンクリートが固まったことを確認しながら型枠を解体します。

型枠を外すのは1週間程度かかります。

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次の工程に引き渡し

仕上がりに問題ないか確認後、次の工程に引き渡します。